家庭と学校のつながり

2018年11月6日 13時00分

伊方中学校では、人権・同和教育を充実したものとするために、伊方町と連携して中学生学習会を行っています。
教科学習を中心として、体験活動や交流活動等盛りだくさんの内容です。
 本日は、校長が講師となり、科学の面白さを交えた進路学習を行います。

「学習会を欠席する人は、準備の都合があるので、欠席連絡を校長先生にしてください。」
という連絡を受けて、ある男子生徒が校長室にやって来ました。

 その時の様子を校長が職員室で以下のように話をしました。

「校長室に入ってきた男子生徒の足元を見ると、シューズを履いていませんでした。
不思議に思いながらも、要件を伝え終えた生徒が校長室を出るまで見届けました。
すると廊下には、生徒が脱いでいたシューズがそろえられていたのです。」

 男子生徒は、校長室に敷かれているじゅうたんを汚してはいけないと思い、シューズを脱いで入ったのでしょう。
その誠実さにふれ、ほのぼのとした温かい気持ちになりました。

 これは、家庭でのしつけのたまものだと思います。
家庭と学校のつながりのすばらしさを感じたひとコマでした。