努力には夢がある ~八幡浜高等学校陸上競技部の伊方中出身生徒の物語~

2019年3月22日 13時56分

 今日のお昼、八幡浜高等学校陸上競技部監督の倉田茂先生が、伊方中学校に届け物を持って来られました。

それは、3月1日に八幡浜高校を卒業した伊方中出身のある男子生徒に関するものでした。

 彼は、これまでに自分が使っていて、捨てるにはもったいないまだ新しい陸上スパイクを中学校に寄贈してくれたことがあります。

 

 また、昨年の秋のことが心に残っています。

放課後、野球練習をしているグランドを、ネット裏から眺めている彼がいました。

中学校卒業以来の久しぶりの再会だったので、いろいろな話をしました。

 そんな中、言葉の端々に「先生のおかげで成長することができました。」等、自分の周りの方々への感謝の言葉があふれ出ていました。

そんな真摯な態度に感激するとともに、予想ではありますが高校での様々な経験が脳裏をかけめぐりました。

 

「これほどの成長の裏には、どんな経験があったのだろうか。」

 それを知る手がかりを、倉田先生が記録に残されています。

ぜひ「八幡浜高校 陸上部 応援サイト GoGoハチコー」で検索してみてください。

HP随想録「努力には夢がある」 随想37 「自利利他」に掲載されています。 

また、3月19日の八幡浜新聞にも掲載されました。

 高校での彼の経験やがんばりに感動しました。

 

 題名の「自利利他」とは、自分の成功のためにがんばり、努力することと、他の人のために尽くすこと。

この二つを同時に行うこと。また自分の努力により得たものを、他人にも分け与える、他人の為に動くことを言います。

 「他人の幸せ」は「自分の幸せ」、「自分の幸せ」は「他人の幸せ」という考え方に通じます。

 

 伊方中学校の卒業生たちは、様々な場所で、自分らしくがんばっています。