幸せの黄色い… ~家庭で育むふるさとへの愛情~
2018年11月27日 14時55分秋が深まる季節、木々は紅葉してふるさと伊方町を彩っています。
ハゼの赤色、クヌギの茶色、銀杏の黄色など。
段々畑では、温州ミカンが色づき、今まさに収穫の時期を迎えています。
伊方町で暮らす人にとって、黄色とは実りの色。幸せを感じる色です。
足元を見ても、黄色が目立ちます。伊方町の花、つわぶきです。
伊方中学校の中庭にある「佐々木公園」には、つわぶきがたくさん植えられていて、 今まさに花開かせ、目を楽しませてくれています。
期末テスト日の今日、生徒との教育相談がありました。
進路について私と話した1年生の生き生きとした言葉が心に残っています。
「僕は実家のみかん農家を継ぎたいと思っています。
父も継ぐためにふるさとに帰って来ました。
おじいちゃんとおばあちゃんは歳を取り、いつまで仕事を続けられるかわかりません。
僕が家を継いで、盛り上げていきたいと思います。
将来は、明るいです。」
きっと家庭で両親や祖父母とそんな話をするのでしょう。
家庭で育まれているふるさとへの愛情を感じました。
幸せの黄色いミカン。
まさに明るい希望の色であり、喜びと幸せにあふれる色。
未来に残したいふるさとの風景です。